はっぴーらいふ

ラグナロクオンラインのギルメンや自キャラの徒然ストーリーやオリジナル小説など
榊とうるの創作小説ブログ

Geain5 RO騎士×プリ BL注意

第五話


アシェはゲインが出て行った後、再びベットに潜り込み

寝なおそうと試みる


未だゲインの温もりが残ってるし、今寝ればゲインに抱かれてるような気持ちで寝なおせると思ったから。

ウトウトと仕掛けたとき、冒険者カードからギルドチャットが響く


『アシェー!今何してる?!』

響いたのはガルムの声

『今から城に行くんだけどいかないか?』

眠い目をこすりながら、アシェは起き上がり

「うーーーーー、お城…?」


『アシェ、この間行った事がないって言ってただろ?丁度臨時で城に行くメンバーがいたんだ、俺とアルファルファがいくんだけど

アシェもいかないか?』

「いくーーー」

もそもそと起き上がり、法衣に着替え靴をはき



ポケットに青石を持てるだけ詰めて



アシェは扉を閉めた。



城2F

目の前に深遠の騎士、後ろにはレイドリックアーチャー、直ぐ横に彷徨う者が数体

「さっすが、お城は湧きが違うね!」

臨時で一緒になったバードがブラギを唱え

直ぐその横で、アルファルファがマグヌスエクソシズム詠唱に入る

アシェはソレを見て、前衛、後衛にキリエ、バックサンク、通常支援詠唱を重ねがけした

危なげながらも、支援の腕も上がり、其れなりに立ち回れるアシェは確実な戦力で

アルファルファとガルムは目を合わせて、小さく頷く



今日。急にアシェを城に誘ったのは

ガルムのアシェに誕生日祝いのつもりだった。







先日ギルドの溜り場で、アシェをはずして大事な話があるとゲインに呼ばれ

行って見ると、ゲインの手には黄金に輝く

拳大の宝石が収まっていた。


エンペリウム



選ばれた者の前にしか姿を現さないという、神秘の宝石。



以前、朱里もオークダンションで1辞職のころに手にいれ、このギルドを立ち上げたと聞いたことがある。

皆がだまって、ゲインを見つめたときに

ゲインが言ったのだ。


アシェの20歳の誕生日にアシェと、このギルドをぬけたいと

二人で新しいギルドを立ち上げてやっていきたいと

朱里はうすうす、そんな気がしていたと、快く承諾した

アルファルファは、君ならいいギルドマスターになるだろうと、微笑み応援した

ガルムは、苦笑い浮かべながらも、アシェがゲインを愛している事を知っていたから、アシェを泣かさない事を誓わせた。



ゲインもアシェも、二人とも良い冒険者になっていた

二人なら、自分達と同じように、もしかしたらソレ以上のギルドを作ることが出来るかもしれない

3人ともそう思っていた。


アシェがお城に行った事がないといったのは、その直ぐ次の日

まあ、そのうちゲインが連れて行ってくれるよ

などと、答えていたが、今日の誕生日になってゲインがプロンテラ騎士団に呼び出され

ふらふらと臨港広場をあるいていたら、城の臨時が立ち上がっており


ああ、コノメンバー構成ならアシェもいけるな…


遊行に近い形だったため、非公平になることは否めないが

そのほうがアシェは安全に安定して、観光できるだろう


ガルムは、アルファルファをさそいそのチャットに入った。

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